Q&A

治療について、絹谷産婦人科について、よくある質問の返答をまとめました。

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初診

Q.

既に他院で不妊症の検査や治療(体外受精を含む)を受けていても、そちらへの通院(転院)をしたい場合は「初診前説明会」に参加しなければならないのですか?

 他院で既に不妊症の検査や治療を受けていても、原則、必ず「初診前説明会」に参加していただいています。当院の「初診前説明会」では、不妊症の検査や治療の説明だけではなく、当院の治療方針や診療体制、および診察を円滑かつ有効に行うために設けている様々な「ルール」や通院の際の様々な注意事項等も説明しています。どうかご理解ご協力をよろしくお願い致します。(何らかの理由で、「初診前説明会」への参加ができない場合は、先ずはメール(info@kinutani.org)でご相談下さい。)なお、体外受精から治療をご希望の場合も、先ずは「初診前説明会」に参加していただき、「初診」受診後、「体外受精説明会」に参加していただく必要があります。

Q.

既に他院でいくつかの不妊症検査や治療を受けています。もしそちらへ転院した場合、それらの検査や治療はまた最初からになるのですか?

当院へ転院されて来られた場合、原則、過去1年以内の検査は「有効」(感染症検査は2年以内)とし、当院で再度行うことはしておりません。結果が分かるもの(紹介状、渡されている検査結果等)を初診時にご持参下さい。
ただし、項目により担当医が再検査が望ましいと判断した場合は再度行わせていただく場合もあります。
当院へ転院された場合、最初からやり直すのではなく、それまでに受けられた検査や治療を基にその後の治療計画を考えます。

Q.

他の病院で既に色々な検査は受け、次は「人工授精」がよいと言われました。そちらへ転院するとすれば、また卵管の検査等をする必要があるのですか?

必ずしも行う必要はないと思いますが、卵管の検査をされて1年以上経過している場合は人工授精をする前に念のため卵管通気検査又は子宮卵管造影検査を行ってみるのがよいと思います。せっかく排卵に合わせて人工授精をしても卵管が通過していなければ妊娠することができません。

Q.

何歳まで不妊治療はできますか?

2024年2月現在、一般不妊治療(タイミング法や人工授精)には、年齢制限はありません。しかしながら、原則的に(自然妊娠が可能と考えられる)50歳を越えての治療継続は行わないこととしております。

Q.

私は様々な既往歴があります。不妊治療はできますか。

既往歴に関して、かかりつけ医と相談の上、当院に相談してください。当院で対応できない場合は、必要な治療が行える病院を紹介いたします。

Q.

初診の予約方法を教えてください。

当院はまず、ご夫婦で初診前説明会を受けていただき、受講後に初診の予約をお取りいただきます。
当院ホームページのホーム画面右上にある「初めての方」をご覧ください。

Q.

初診日は夫婦二人で受診した方がよいですか?

初診日当日はなるべくご夫婦で受診をお願いします。(難しい場合は奥様お一人でも大丈夫です。)

Q.

初診の費用はどれくらいかかりますか?

初診時にかかる費用(目安)
女性 約2万円~15万円
男性 約1万円~5万円
なお当院はクレジットカードでのお支払いがご利用いただけませんので、ご了承ください。
※料金についての詳細は、当院ホームページのホーム画面にある「料金」の欄をご覧下さい。
※当院の「クレジット払い」に関する考え方は→こちら

Q.

事実婚の場合でも不妊治療を受けることができますか。

可能です。事実婚の場合も不妊治療の公的医療保険の対象となります。不妊治療の保険診療において婚姻関係等の具体的な確認方法について、厚生労働省から以下の総てを確認しカルテ記載することが求められています。

ア 当該患者及びそのパートナーが重婚でない(両者がそれぞれ他人と法律婚でない)こと。
イ 当該患者及びそのパートナーが同一世帯であること。なお、同一世帯でない場合には、その理由について確認すること。
ウ 当該患者及びそのパートナーが、治療の結果、出生した子について認知を行う意向があること。

上記に基づき、以下の書類提出が必要になりますので、初診日に必ずご持参ください。

① お二人それぞれの戸籍謄本(発行日から半年以内)
② 同一世帯であることを確認できる住民票。同一世帯でない場合は、それぞれの住民票(発行日から半年以内)

Q.

初診前説明会は夫(パートナー)不在でも大丈夫ですか? 

原則ご夫婦での参加をお願いしておりますが、やむを得ず奥様お一人で参加をされる場合は、当院(受付)へ必ずご連絡をお願いいたします。

Q.

子ども連れでの来院はできますか?

当院では、患者さんからお寄せいただいた様々な意見を踏まえ、お子様連れでの来院は全てお断りさせていただいております。
皆様には何卒ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。
なお、それに伴いまして、当院では託児費用の一部(当院受診1回毎に1時間分、最大1,000円まで)を負担させていただきます。託児1時間分の料金がわかる領収書またはレシートを、後日当院受付へご持参ください。

◎参考までに近隣の託児施設をご紹介します。

●おかえりランド
広島市中区三川町
TEL.082-246-5859

●広島市公募型子育てオープンスペース「つばさ」
広島市中区紙屋町
TEL.082-246-0024

●YMCA
広島市中区八丁堀
TEL.082-227-2884

※当院からの「委託先」ではなく、あくまでも「情報提供」であり、各施設の保育内容を保証するものではありません。ご自身でよく内容をご確認の上、ご利用いただければと思います。

Q.

夫婦とも、あるいは配偶者が外国人です。日本語ができません。受診できますか?

受診は可能ですが、できるだけ通訳の方と一緒にご来院ください。初診日は特に説明が多いため、通訳の方とのご来院をおすすめします。またご自身のスマートフォンでの翻訳機能の利用、あるいは当院では自動翻訳機「ポケトーク」を貸出しておりますので、そちらもご利用ください。

通院・予約

Q.

仕事のため、通院できるのが(土曜日など)限定されるのですが大丈夫でしょうか?

「Q. 不妊症の場合、初診はどのようなタイミングで行くのが良いのでしょうか?」でお答えしましたように、不妊症の検査や治療の多くは月経周期に合わせて行います。したがって、毎週土曜日しか通院できないとなると、なかなかスムーズに検査や治療が進みません。また、不妊の原因によっては毎日の通院が必要となってくる場合もありますので、治療と仕事のどっちをとるかといった問題に直面することもありえます。しかし、それは不妊症の方全てというわけではありませんので、まずは一度受診をしてよく相談するのがよいと思います。

※注意※
一般不妊治療の場合、治療のスケジュールはある程度は仕事などの都合に合わせることが可能性ですが、体外受精のスケジュールは体の都合に合わせて行いますので、治療を希望される場合は、治療が優先できる状態にしておいてください。
体外受精の具体的なスケジュールについては、ARTパンフレット、ART説明会のビデオ(受付で視聴用パスワードをお渡しします)をご覧になってください。

Q.

医師から指示された日に受診できないときは?(採卵・胚移植など)

採卵や胚移植は、方法により開始日が異なる場合がありますが、基本的に月経2-4日目に受診していただくようになります。その間に受診できない場合はあらかじめ担当医へご相談ください。
(*体外受精治療を開始する場合は、治療が優先できるようにあらかじめ日程の調整をお願いします。)

Q.

海外在住で体外受精を希望しています。体外受精はできますか?

ご夫婦とも採血・精液検査等で来院がどこかで必要です。(ご事情により夫婦別日でも対応します)まずはメール(info@kinutani.org)でご相談ください。

Q.

検査結果は電話で聞けますか?結果は郵送できますか?

検査結果はお電話ではお伝えしておりません。再診予約をお取りいただき医師から直接結果をお聞きください。

Q.

発熱など感染症状がある場合

発熱、激しい咳、強い倦怠感など「感染症」を疑う症状がある場合には、早めに内科等を受診し、症状がある期間/観察期間は当院への受診はお控えください。
妊娠の可能性が少しでもある方は、内科受診の際に、必ずその旨を伝え、妊娠中でも使用できる薬を処方してもらってください。
ご本人に症状が無くても、ご家族に感染症の疑いがある方がいらっしゃる場合には、極力当院への受診はお控えください。
医師より指定された日時に受診ができない場合は、必ずお電話にてご相談ください。

Q.

希望の日、時間帯に予約がとれないときは?

時間帯については、混雑緩和の為、極力「予約可能」な時間枠で予約をお取りいただけると助かります。どうしても希望時間以外の来院が難しい場合は、受付にご相談ください。
また日にちについては、指示された日に必ず受診が必要な場合もございます。受付にご相談下さい。
初診前説明会でもお伝えしたとおり、「予約枠」についてはあくまで「混雑回避」のためであり、そのお時間に「予定どおり」診察できるわけではございません。お時間に余裕をもってお越しください。なお、「土曜日」「連休明け」については非常に混雑が予想されますのでご了承ください。

Q.

1年以上受診間隔があるときの予約は?

治療再開、次子希望のご予約は、必ず当院(082-247-6399)へお電話をいただきご予約をお取りください。

検査

Q.

腹腔鏡検査を受けたいと思っています。そちらの病院で受けることができますか?

残念ながら当院では「腹腔鏡検査」は行っていません。腹腔鏡検査が必要と判断した患者さんは広島市民病院、県立広島病院、土谷総合病院、中電病院、広島総合病院など腹腔鏡検査が行える病院を紹介しています。腹腔鏡検査は骨盤内の状態を直接観察することができ、不妊症検査の中でも非常に重要なものの一つです。ただし、通常、腹腔鏡検査は入院や麻酔を受けることが必要ですし、腹腔鏡検査を受けて異常が何も見つからないことも十分ありうることや、検査であって治療にはならないかもしれないことを十分承知しておく必要があると思います。

Q.

子宮内膜着床能検査(ERA)、子宮内フローラ検査(EMMA)、子宮内膜炎検査(ALICE)は行っていますか? TRIOは行っていますか?

はい、当院では子宮内膜着床能検査(ERA)、子宮内フローラ検査(EMMA)、子宮内膜炎検査(ALICE)を行っています。

Q.

羊水検査、母体血清マーカー、無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)などの出生前診断は行っていますか?また、検査を希望した場合、他院へ紹介状は書いてもらえますか?

当院では羊水検査を含む出生前診断(胎児診断)は行っていません。また、先ずは当院を卒院された後、卒院先でNIPTについて相談していただくこととしています。
NIPTをお考えの方は、「妊娠中の検査に関する情報サイト」(こども家庭庁 出生前検査認証制度等啓発事業)をご覧ください。
出生前検査についての詳細、NIPTを実施する認証施設などの情報が記載されています。

Q.

尿LHキットの判定について知りたい場合は?

尿LH検査については「ゴールドサインLHの使用手順・判定方法」に関しての説明書をご確認ください。医師より指示された日時で検査を実施してください。
判定プレート上のピンク色のスポットでLHサージを判定します。
判定表の「20」以上を陽性とします。ピンク色が全体的にうっすらまたはぼやけているようであれば陰性です。
自己判断が難しい場合は、来院時に必ず判定表を持参してください。医師または看護師が判定表を確認し、必要時は超音波などの検査を行ないます。
陽性反応が出た当日または翌日が性交渉・人工授精のタイミングとして良いとしています。

Q.

精液検査は予約が必要ですか?

精液検査当日の予約は不要です。
ただし受付時間の指定がありますのでご注意ください。

精液持参:AM 8:30~11:30 PM 15:00~16:30
院内採精:AM 8:30~11:00 PM 14:50~16:00
※水曜日・土曜日の午後と日曜日・祝日は休診となっています

当日結果を聞かれる方は、担当医の診察日に来院してください。
結果が出るまでに約30分~1時間かかります。
結果を後日聞かれる方は担当医の診察日以外でも検査可能です。
精液検査の禁欲期間はできるだけ「2~7日」の禁欲期間で調整をしてください。
精液持参時はなるべく常温での持参が良いためカイロで温めるなどはせず、精液カップをタオルで包み、保温バックなどに入れて持参するか、肌に密着させてご持参ください。
採精後なるべく2時間以内のものをご持参ください
ご主人お一人だけの来院も可能です。
(検査希望時は主治医又は看護師にお伝えください)
 

Q.

精液検査・人工授精・採卵時の精液採取に関する注意点はありますか?

採卵、精液検査時の禁欲期間はできるだけ「2~7日」の禁欲期間で調整をしてください。
 ・精液持参時はなるべく常温での持参が良いため、精液カップをタオルで包み、保温バックなどに入れて持参するか、肌に密着させてご持参ください
  ※精液カップをカイロで温めないでください
 ・採精後なるべく2時間以内のものをご持参ください

Q.

フ―ナーテスト希望の場合はいつ性交渉をするのが良いですか?

フーナーテスト希望の場合は、診察の前日又は当日に性交渉をして来院してください。午後の受診の場合も前日の性交渉でも問題ありません。

Q.

採精前(精液検査・人工授精・採卵・精子凍結)の禁欲期間はありますか?

前回の射精から長く期間が空いてしまうと、精子の運動率は低下します。逆に期間が短すぎると濃度が回復しない可能性があります。「2~7日」くらいの禁欲期間をおすすめしています。

Q.

子宮卵管造影検査の予約をしたが、検査日にまだ茶色い少量出血が残りそう。検査できますか?

茶色いおりもの程度なら検査は可能ですが、当日看護師にお伝えください。検査当日に赤い出血がある場合は検査が出来ないこともありますので、前日までに電話でお問い合わせ下さい。

手術

Q.

採卵、流産手術、ポリープ切除手術など麻酔はありますか?どのような麻酔ですか?

採卵、流産手術、ポリープ切除術の処置は「静脈麻酔」を使用します(意識・痛みはありませんが、呼吸は自分でしている状態です。胃カメラなどの検査と同じ状態とお考えください)。麻酔を実施した当日は、ふらつきなどの恐れがあるため、自転車・バイク・車の運転はできません。

費用

Q.

不妊症で通院中に同じ検査や治療を受けても料金が違うのはどうしてですか?

 不妊症の検査や治療は原則として「保険」が適用されています。しかし、保険適用の検査(例えば超音波検査や頸管粘液検査など)でも一周期中に一定の回数を超えると保険が適用されない場合や薬によっては保険で投薬できる量に限りがあるため、同じ検査や治療を受けても料金が違うことがあります。疑問に思われる時は遠慮なくお尋ねください。

Q.

生殖補助医療(体外受精など)の費用について教えてください

体外受精などの生殖補助医療は保険診療となりますが、保険適用は女性の年齢が43歳未満とされています。
また、保険診療では、1子あたり、女性年齢で、40歳未満では胚移植6回まで、40~43歳未満では胚移植3回までと制限があります。これらの条件から外れての治療は、すべて自費扱いとされています。
保険診療範囲内での治療は「高額療養費制度」の対象になりますので、手続きをされれば月単位で限度額までのお支払いになります。
また、先進医療は保険診療と合わせて実施できる自費診療として認められていますが、先進医療として挙げられていない自費のオプション治療を実施した場合は、治療全体が自費扱いとなります。
※料金についての詳細は、当院ホームページのホーム画面にある「料金」の欄をご覧下さい。

Q.

生殖補助医療(体外受精など)の費用の支払い方法は?

体外受精の治療が自費の方は採卵費用(採卵周期の採血・注射・薬剤・診察等)や胚移植費用はご請求書をお渡しし、期日までにお振込みとなります。
保険診療の方は診療日ごとにお支払いとなります。
なお当院はクレジットカードでのお支払いがご利用いただけませんので、ご了承ください。
*当院の「クレジット払い」に関する考え方は→こちら

Q.

高額療養費制度について教えてください。

ひと月の外来医療費が高額となった場合「高額療養費制度」を申請すれば自己負担限度額を超えた金額分が、後日保険者から払い戻される制度があります。また、事前にご自身が加入している健康保険担当部署に「限度額適用認定証」を申請し病院窓口に提示することで窓口での支払額が自己負担限度額までとなり、患者様が病院にお支払する金額が少なくなる制度もあります。「マイナンバーカード」をお持ちの方は、限度額認定証を申請しなくても受付にあるマイナンバー対応機器で限度額情報に同意いただくことで同じ対応ができます。

Q.

休日診療の費用について 

やむを得ず、休日に診察・採卵・移植が必要になった場合の保険診療につきましては、「休日加算」を算定させていただきます。

薬剤、サプリメント

Q.

他院で処方された薬と、こちらで処方された薬との飲み合わせが心配なのですが、大丈夫でしょうか?

一般的に、当院が不妊治療で処方している薬と風邪薬、鎮静薬、胃腸薬、花粉症薬、ビタミン剤、軟膏、点眼薬といった一般的な薬剤については使用可能な薬剤がほとんどです。心配であれば、来院時に今飲んでいる薬をお持ちのうえ、医師または薬剤師にご相談ください。

Q.

漢方やサプリメントは妊娠と関係がありますか?

当院では妊娠率を高める薬剤として、必要な場合は漢方やサプリメント投与をすすめさせていただいております。

Q.

夫が風邪をひきました。薬を飲んでいるのですが治療に影響しますか?

風邪薬やアレルギー薬が精液に大きく影響を及ぼすことはありません。ただし、抗がん剤や脱毛を抑える薬など一部の薬はその限りではありませんので、服用している薬がある方は来院時に医師にご相談ください。

Q.

処方された薬の使用を忘れた場合は?

個々によって対応が違いますので、主治医に確認するようお願いします。

Q.

経口ピルを飲み終わったが生理が来ない。どうしたらいいですか?

内服終了後7日間は様子をみてください。それ以上待機しても生理が来ない場合はご連絡ください。基礎体温表を必ずご持参ください。
低用量ピル(フリウェル、ルナベル等)の場合はホルモン含有量が少ないため、出血がほとんどないことがあります。基礎体温表で体温が低下した日を月経1日目としてください。よくわからない場合は医師にご相談ください。

Q.

朝昼夜の1日3回内服するお薬を、朝の内服を忘れてしまいました。どうしたらよいですか?

昼・夕・眠前の3回に分けて服用して下さい。寝るまでの残っている時間で、なるべく間隔をあけて用法通り1日分服用していただければ問題ありません。
ご自身で判断が難しい場合には医師にご相談ください。

Q.

1日2回内服するお薬で、朝の内服を忘れた場合。どうしたらよいですか?

昼・夕にずらして内服してもらって結構です。寝るまでの残っている時間で、なるべく間隔をあけて用法通り1日分服用していただければ問題ありません。
ご自身で判断が難しい場合には医師にご相談ください。

Q.

メトグルコ(グリコラン)を服用し始めてから下痢が続いています。続けたほうがいいですか?

最初は下痢になる方もおられます。長くても2週間くらいで下痢症状は軽快します。下痢が毎日続くようであれば、医師にご相談ください。

Q.

ホルモン剤(ピルなど)内服後に吐き気があります。継続が難しい場合はどうすればよいでしょうか?

ホルモン剤(ピルなど)の種類によっては個人差がありますが、吐気が出ることがあります。通常2~3日で吐気はおさまりますが、吐気が強い場合は他の薬剤に変更することが可能なため、担当医へ相談してください

Q.

黄体ホルモン腟錠を挿入後、しばらくしてから溶けたものが出てきました。大丈夫でしょうか?

挿入後30分すぎてから出てくるのは溶けきれない腟錠の外側(カプセル部)の成分です。必要な薬は吸収されているので問題ありません。挿入後、塊のまますぐに出てきた場合は再度奥の方までしっかり挿入してください。

Q.

黄体ホルモン腟錠を挿入する時、なかなか入りません。水で濡らしたり、ゼリーを使用しても大丈夫でしょうか?

腟錠によっては、水分と反応して発泡する(溶ける)薬剤もあります。そのため、なるべく、取り出す際に濡れた手で薬剤を触ったり、ゼリーなどを直接錠剤に塗布することのないようにしてください。挿入がむずかしい場合は別の腟剤に変更も可能です。ご相談ください。

Q.

ラクトサプリ(乳酸菌)が処方となりましたが、いつ内服またはいつ腟剤を開始したらいいですか?

内服・腟剤の開始・終了時期は、個々によって異なる為、担当医へご確認ください。
使用方法は、ラクトサプリ-ハードタイプ(内服)は夕食後に内服、ラクトサプリ-ソフトタイプ(腟錠)は就寝前に挿入となります。他のP4腟座薬(ルテウム・ワンクリノン・ウトロゲスタン・ルティナス)を重複挿入となった場合は、P4腟錠は予定通り挿入し、ラクトサプリは時間をずらして腟挿入してください。

自己注射(一般不妊・生殖補助医療)

Q.

自己注射の注射時間は毎日同じ時間に打たないといけないのですか?

自己注射の時間帯は、その日の内のどの時間でも構いませんが、実施忘れをなくすため、できるだけご自身で決めた時間に1日1回注射を行ってください。
※自己注射に慣れるまでは、外来診察時間内・コールセンター対応時間内に実施されることをお勧めします。
※薬剤によっては、医師より時間指定のある注射があります

Q.

自己注射で使用した物品は自宅での廃棄になりますか?

自己注射で使用した薬剤・針・自己注射ペンは、医療廃棄物のため病院で数を管理しています。ご自宅では捨てないでください。ご自身でご準備いただいた「廃棄BOX(蓋付瓶・タパーなど)」に廃棄し、次回受診日に持参してください。持参いただいた廃棄物は、看護師に直接お渡しください(受付ではお預かりできません)
※廃棄BOXは廃棄物品を廃棄した後に返却いたします。

Q.

自己注射をした注射部位より出血があった場合はどうすればいいですか?

注射穿刺部位に出血がみられた場合は消毒綿で「圧迫止血」してください。注射針は細いため数分間の圧迫で止血可能と思いますが、万が一出血が止まらない場合は病院に連絡をしてください。

※注射後の内出血について:
注射実施により時に内出血をすることがあります。痛みや拡大がなければ様子をみてください。2~3週間を経て色が薄くなり消失します。痛み、内出血拡大がある場合は受診時に医師に相談してください。

人工授精

Q.

人工授精までの受診スケジュールを教えてください。

月経開始から10日目~12日目(排卵の2~3日前)に受診していただきます。患者様によっては排卵が早い方、遅い方がおられるので、受診時期は主治医の指示に従ってください。
およその目安として、月経開始の14日前が前周期の「排卵日」となります。例えば、月経周期が28日間の方は、月経開始の14日前=の前周期の月経14日目頃が排卵日となりますので、月経開始から10-12日目に受診していただくと排卵前の卵胞発育を見逃しにくくなります。
超音波検査で卵胞がどの程度まで発育しているか、場合によっては、尿中LH測定、頚管粘液検査を組み合わせて、人工授精の日を決定します。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などで月経周期が不規則な方は、排卵誘発剤(内服・注射)を用いる場合があります。精子は子宮内で数日生存していますが、卵子は排卵後1日程度で変性してしまうといわれています。そのため、排卵前~排卵直後に人工授精を実施することが大事です。人工授精実施の2-3日後にきちんと排卵したかを、超音波検査、基礎体温で確認いたします。

Q.

人工授精に痛みは伴いますか?

通常痛みはほとんど伴いません。まれに子宮の屈曲が強くカテーテルの挿入が困難な方がおられ、その場合は子宮の入り口を鉗子で把持したり、硬めのカテーテルを用いる場合があり、若干の痛みを伴うこともあります。

Q.

人工授精当日はどれくらい時間が掛りますか?

診療の混み具合や当日の人工授精の件数によって変動しますが、来院時の受付から帰院まで早くて2時間程度は掛かります。時間に余裕をもってお越しください。

Q.

人工授精当日は予約が必要ですか?

人工授精当日の予約は不要です。
ただし受付時間の指定がありますのでご注意ください。

「精子持参」の場合:AM 8:30~10:30 PM 15:00~15:30
「院内採精」の場合:AM 8:30~10:00 PM 14:50~15:00
※水曜日・土曜日の午後と日曜日・祝日は休診となっています

男性不妊

Q.

男性不妊症へはどのように対応したらよいですか。(乏精子症・精子無力症・無精子症)

当院でも男性不妊への対応はしております。まずは受診してご相談ください。  
状況によっては人工授精、体外受精、顕微授精、TESEなどが必要になります。

卵子提供・精子提供

Q.

非配偶者間(卵子提供・精子提供)の「体外受精」は行っていますか?
非配偶者間(精子提供)の「人工授精」は行っていますか?

当院は、日本生殖補助医療標準化機関(JISART)加盟施設であり、JISARTの倫理委員会で「承認」をうけた症例に限り、非配偶者間(精子提供・卵子提供)の「体外受精」は実施可能です。
なお、非配偶者間(精子提供)による「人工授精」は現在当院では行っておりません。

※日本生殖補助医療標準化機関(JISART)とは、不妊治療を専門とするクリニックによって結成された日本の団体です。
JISARTのホームページ内に「精子又は卵子の提供による体外受精」について治療を受けられる患者さんの条件など詳細が記載されていますので参考にしてください。(https://jisart.jp/

■卵子提供について
詳しくは「卵子提供」はこちら、をお読みください。

■精子提供について
詳しくは「精子提供」はこちら、をお読み下さい。

生殖補助医療(体外受精・胚移植)

Q.

体外受精-胚移植を受ける場合の通院頻度を教えてください。

※具体的には、ARTパンフレット(当院でお渡し)をご覧ください。
治療周期は週に2-3日程度は診察をします。主に、超音波検査による卵胞計測と血中E2(卵巣ホルモン)値などを測定します。通常は排卵誘発には7~10日間かかるため採卵までトータルで3~5回程度の来院が必要となります。その間、原則的には自己注射(HMGまたはFSH製剤)だけなので、必ずしも毎日の通院は必要ありません。
特別な事情がある方(かなり遠方から来られている方、仕事の都合が変えられない方など)は相談に応じます。

Q.

体外受精-胚移植を受けるには入院が必要ですか?

採卵後、移植後は回復室にてしばらく休んでもらった後、異常がなければ帰宅していただきます。採卵の際は麻酔をかけますので、昼過ぎまで麻酔の影響が残る可能性があり、運転はできません。

Q.

不妊治療の妊娠率(成功率)はどれくらいですか?

当院のホームページトップ画面「治療実績」:
・月別治療実績
・年度別治療実績(月別妊娠実績の右上に提示)
をご覧ください。
・一般不妊治療の場合
・高度生殖補助医療の場合
に分けて提示しております。
なお、日本全国の体外受精の成績については、
日本産婦人科学会のホームページ:登録・調査小委員会→「機関誌掲載治療成績(登録・調査小委員会報告)」、「ARTデータブック」内で毎年更新されていますのでご覧ください。

Q.

体外受精ー胚移植(IVF-ET)で妊娠した場合、子どもは元気に生まれてくるのでしょうか?奇形は大丈夫でしょうか?

体外受精で生まれた子供に障害が増えるという医学的な根拠はないとされています。
自然妊娠でも女性の年齢が高くなると、児の染色体異常のリスクが高くなります。高齢妊娠では、ダウン症児の出産や流産率が高くなるのも卵子の老化、すなわち卵子の減数分裂が正常に行われず、染色体の数的異常が増えるためにおこるといわれています。
そのため、体外受精をする女性の年齢が「そもそも」高いために、児の障害が出る確率が自然妊娠と比較し高くなっている可能性はあります。
加えて、男性不妊(乏精子症、精子無力症)で顕微授精を行い、男児が生まれた場合には、父親の男性不妊の因子が男児に遺伝する可能性が示唆されています。

Q.

貴院は日本産科婦人科学会による生殖補助医療実施医療機関の登録施設ですか?

はい、そうです。

Q.

体外受精(採卵前)、移植前のピル処方は、予約がいりますか?

採卵にむけてピルの処方時は事前連絡・予約不要です。担当医の診察時間内にお越しください。ピル処方の来院時は、体外受精の治療スケジュール説明があるため、お時間に余裕を持って来院してください。

Q.

体外受精(採卵・胚移植)での治療をする時は避妊をしたほうがいいですか?

体外受精(採卵・胚移植)治療時は避妊が必要です。治療前のピル内服開始時、または注射刺激開始の周期から避妊をしてください。もし避妊できなかった場合、胎児へ影響が及んだり、多胎になったり、着床に影響を与える場合があるので指示通り避妊をするようにしてください。
※避妊とは:性交渉は可能ですが、必ずコンドームを使用してください。ただし100%避妊できるものではありません。(※腟外射精は避妊に含まれません。)

Q.

採卵当日に「ネイル」はしていてもいいですか?

採卵当日のネイルは落としてきてください(麻酔を使用するため、指先に酸素濃度を測定する機械を装着します。麻酔中の患者さんの全身状態を把握するため、顔色・皮膚色・爪の色なども観察します。

Q.

採卵当日、院内で採精(精子採取)を希望する場合はどうすればいいですか?

採卵当日、院内採精の場合は原則、採卵される奥様と同時刻に一緒に来院してください。一緒に来院出来ない時は、事前に医師または看護師に伝え、採卵当日午前10時までに来院してください。

Q.

点鼻薬を予定時刻にするのを忘れてしまった場合は?

点鼻薬を予定時刻にするのを忘れてしまった場合は、気が付いた時にすぐに点鼻を行い、次回の点鼻は初めに決めたサイクルに戻して実施してください。時間をずらして実施しなくても大丈夫です。元のサイクル時間に戻してください。

Q.

鼻炎などで鼻詰まりがあります。点鼻薬は使用可能ですか? 花粉症の点鼻薬との併用は可能ですか。

点鼻薬使用時に鼻詰まりの症状がある時は、点鼻薬使用前に鼻をしっかりとかみ、鼻の通りをよくしてから使用してください。症状がひどい場合は医師に相談してください。
花粉症の点鼻薬との併用は可能です。

Q.

エストラーナテープが?がれてしまった場合の対処法は?

テープの端が剥がれた場合、一度剥がれると粘着性がなくなるため、上から絆創膏で補強をしてください。テープが1/3以上剥がれてしまった場合は、薬剤の効果が不十分になるため新しいものに貼り替えてください。貼り替え日以外に貼り替えを行なった場合でも、スケジュール用紙の張り替え日には、貼っているテープを全て貼り替えてください。

Q.

胚移植に使用する黄体ホルモン製剤(腟座薬)を予定時刻に入れるのを忘れてしまった場合は?

黄体ホルモン腟坐薬を予定時刻に入れるのを忘れてしまった場合は気が付いた時点ですぐに入れてください。その次の時間は予定通りの時間で入れてください。開始日時がずれてしまった場合、腟座薬を丸1日入れ忘れてしまった場合は、すぐに病院へご連絡ください。着床時期がずれてしまっている可能性があるため、移植キャンセルになることがあります。

Q.

採卵と胚移植は麻酔を使用しますか?

採卵は麻酔を使用しますが、胚移植は麻酔を使用しません。

Q.

胚移植に関して注意すべきことはありますか?

移植時は経腹超音波で子宮の状態を確認しながら移植を実施するため、移植予定時刻2-3時間前より排尿せずに膀胱に尿をしっかり溜めた状態で来院が必要となります。膀胱に尿の貯留があることで子宮内膜が見えやすくなり「確実」に移植ができますのでご協力をお願い致します。

Q.

胚移植後の運動・温泉・自転車の使用について

運動は可能ですが過度に下腹部に力がかかるような激しい運動は控えてください。
胚移植後の温泉に関しては可能ですが、心配であればやめておくことをおすすめします。
移植後の自転車の使用に関しては可能ですが、転倒などのリスクを考え、心配であれば控えてください。

Q.

胚移植後です。妊娠判定日までに性器出血を認めました。「出血=妊娠しなかった」と考えて、薬剤(エストラーナテープ・黄体ホルモン腟坐薬など)を自己判断でやめてもいいですか?

胚移植後、妊娠判定日までの「性器出血」は、「妊娠初期の出血」や「着床出血」の場合があります。自己判断で薬剤(エストラーナテープ・腟坐薬)を絶対に中止しないでください。妊娠判定日まで必ず続けて予定通りの妊娠判定日においでください。エストラーナテープと黄体ホルモン腟座薬を使用することで子宮内膜を維持しています。医師より中止の指示があるまでは「必ず」継続してください。

Q.

採卵・移植を予定しています。次回の来院指示日の都合が悪くなってしまいました。どうしたらよいでしょうか?

まずは主治医に相談してください。場合によっては採卵・移植がキャンセルになる場合もあります。

Q.

採卵周期中の通院回数は何回くらいですか?

患者様それぞれのホルモン値や卵胞の大きさによって来院回数が異なります。「ARTパンフレット」におおまかなスケジュールを掲載していますので、参考にご覧ください。

Q.

採卵時に夫が来院できなくなりました。どうすればよいでしょうか?

事前に専用の採精容器をお渡ししますので、採卵当日の朝に自宅でご主人様に採精していただき、採精後2時間以内に奥様がお持ちいただければ問題ありません。精子を採卵日より前に凍結保存する方法もあります。スケジュールが分かり次第、早めに主治医にご相談ください。

Q.

移植周期中の通院回数は何回くらいでしょうか?

ホルモン補充周期での移植の場合は、通院回数は3-4回程度です。(人工的に子宮内膜の着床環境を作っていきますので、事前に通院日程を決めることができます。)
自然排卵周期の移植の通院回数も3-4回程度ですが、排卵日を特定してから移植日が決定するため、事前の日程調整が難しいです。
なお、妊娠率については同等といわれています。
ホルモン補充周期の場合、スケジュール調整がしやすいこと、自然排卵周期の場合は、薬剤を用いないことがメリットとなります。

Q.

胚移植の当日、あるいは翌日に少量の出血がありました。大丈夫でしょうか?

移植時のカテーテル挿入の刺激により出血が数日続くことがあります。少量でしたら、そのまま様子をみていただいて結構です。出血が継続する場合や量が多くなってきた場合はご連絡ください。

Q.

胚移植後の指定された妊娠判定日に来院できないのですが、どうすればよいでしょうか?

指定日に来院ができない場合は医師にご相談ください。

Q.

胚移植後、基礎体温が下がった。妊娠していないということで薬剤は中止していいか?

基礎体温は継続して判断しなくてはなりません。自己判断で薬剤中止はせず、薬は続けて指定された判定日に来院してください。

Q.

胚培養士と面談はできますか?

はい、可能です。
面談ご希望の場合は先ずは「担当医」にお申し出ください。

卵子凍結・精子凍結・胚(受精卵)の凍結、延長、廃棄、移送

Q.

「卵子凍結」は行っていますか?

はい、当院では卵子凍結を行っています。
「卵子凍結」をご希望の方は先ずはこちらをお読み下さい。
→将来の妊娠を希望する場合、卵子凍結を行うには何歳までが望ましいか、何個くらい卵子を採取する必要があるか、など説明しています。

■卵子凍結の適応には2つあります。
① 「医学的適応」による卵子凍結について
がん等の患者さんへの化学療法、放射線療法等、何らかの医学的治療により将来の「妊孕性-にんようせい-(妊娠する能力)」が失われる可能性がある場合に行う卵子凍結です。こちらは、妊孕性温存(将来、妊娠の可能性を残す)のために実施する卵子凍結ですが、将来の妊娠を100%保証するものではありません。

・当院は広島がん・生殖医療ネットワーク(HOFNET)に参加している施設です。卵子凍結の費用は「自費」ですが、条件を満たす場合は「助成金」の対象となります。助成金制度の説明など詳細は自治体によって異なりますのでHOFNETのホームページをご覧ください。

・当院は「日本がん・生殖医療学会」の登録事業に賛同し協力しております。こちらのホームページにも妊孕性温存について説明がありますので、参考にしてください。

・国立がん研究センターが運営する公式サイト:がん情報サービスにも妊孕性温存について詳しい説明があります。ホームページトップ画面より、症状を知る/生活の工夫 妊孕性(にんようせい)を参考にしてください。

② 「社会的適応」による卵子凍結について
将来に備えて少しでも若い時の卵子を保存しておく方法ですが、将来の妊娠を100%保証するものではありません。費用については「自費」となります。(自治体や企業により助成制度が一部で実施されています)。料金については、よくある質問:05費用を参考にしてください。

Q.

「精子凍結」は行っていますか?

はい、当院では精子凍結を行っています。

精子凍結を実施する適応は主に2つあります。
① 体外受精や人工授精の当日、何らかの事情で夫(パートナー)が採精できない場合(「選定療養」となり、保険と併用可能な自費診療)や、採卵当日に必要な数の精子を採取できない可能性がある場合に予備として凍結する場合(「保険」適用)です。ただし、凍結精子を授精に使用する場合、融解した際に精子の「運動率」が低下しますので、可能であれば、採卵当日、人工授精当日は「新鮮」な精子を使用することをおすすめします。(精液を持参することも可能です)

もうひとつの適応は、
② 将来の精子形成障害に備えて精子を保存するためです。例えば、抗がん剤や放射線治療によって精子を作れなくなったとしても、凍結した精子を用いて子供を持つ可能性を残すことができます。ただし、将来の妊娠を100%保証するものではありません。

・当院は広島がん・生殖医療ネットワーク(HOFNET)に参加している施設です。精子凍結の費用は「自費」ですが、条件を満たす場合は「助成金」の対象となります。助成金制度の説明など詳細は自治体によって異なりますのでHOFNETのホームページをご覧ください。

・当院は「日本がん・生殖医療学会」の登録事業に賛同し協力しております。こちらのホームページにも妊孕性温存について説明がありますので、参考にしてください。
(https://www.j-sfp.org/)

・国立がん研究センターが運営する公式サイト:がん情報サービスにも妊孕性温存について詳しい説明があります。ホームページトップ画面より、症状を知る/生活の工夫 妊孕性(にんようせい)を参考にしてください。

Q.

凍結受精卵・卵子・精子の延長手続きは?

ホームページのトップ画面の「各種書類(同意書等)」にある「凍結保管物に関する同意書」をダウンロード・印刷ください。
「凍結保管物に関する同意書」の【延長希望】の部分にご記入、ご署名頂き、裏面の凍結保管物の更新・終了手続き方法をご参照の上、お手続きをお願いします。
なお、当院では、女性年齢50歳を超えての保管はできませんのでご注意ください。

Q.

凍結受精卵・卵子・精子を「廃棄」の手続きは?

ホームページのトップ画面の「各種書類(同意書等)」にある「凍結保管物に関する同意書」をダウンロード・印刷ください。
「凍結保管物に関する同意書」の【終了希望】の部分にご記入、ご署名頂き、凍結期限内にご提出ください。保管期限を過ぎて提出されますと、延長保管料が発生いたしますので、ご注意ください。
郵送で提出される場合は、簡易書留で郵送いただき、配達証明の保管をお願いいたします。

Q.

そちらで凍結保存した受精卵・卵子・精子を他の医療施設に「移送」することはできますか?

はい、できます。他院で保存された受精卵・卵子・精子を移送して当院で保管、使用することもできます。移送するにあたり、移送に関する説明・同意書のお渡しなどがありますので、一度当院を受診してください。

妊娠判定、妊娠されたら

Q.

妊娠中ですが出血があります、どうしたらいいですか?

妊娠中の出血に関しては「出血=流産」と思われがちですが、全てがそういうわけではありません。妊娠初期の出血、子宮の中に赤ちゃんの袋(胎嚢)が見える妊娠5-8週頃に、少量の出血を起こすことは約30%の妊婦さんが経験するといわれています。この時期の出血を止める有効な治療はなく、安静が治療となりますので、まずは体を横にして休んでください。休息後、出血の増量や腹痛を伴わなければ様子をみてください。出血増量・腹痛を伴うなど症状の増強がありましたら、ご連絡ください。
※腟座薬が処方されている場合は、出血があっても医師の指示があるまでは必ず腟坐薬を継続してください。
※妊娠中の仕事に関して制限はありませんが、腹部の張りや出血がある時は無理せずに体を休めてください。

Q.

妊娠中の内服は可能ですか?

妊娠中の内服薬は、胎盤を通って赤ちゃんにも届くため、多少影響はありますが、赤ちゃんの奇形を引き起こす危険性があるものは限られています。安定期以降はさらに危険性は低くなります。赤ちゃんの体の臓器のほとんどは器官形成期(妊娠4-7週)に作られるので、心配な方はこの期間の内服を避けるようにしましょう。ただ、お母さん自身のもともとの病気に対して内服している薬(うつの薬など)を急に中断すると、病気の悪化を引き起こす可能性があるため、内服をやめるかどうかの判断は必ずかかりつけ医に確認して下さい。
ご自身が内服している薬で心配な事があれば、国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」のホームページをご参照下さい。

Q.

不妊治療中、妊娠中に摂取したほうがよいサプリメントはありますか?

当院では、妊娠を目指すにあたって必要性・有効性が高いとされているものをお勧めしています。詳細は、各サプリメントのパンフレットをご覧ください。

Q.

ビタミンDのサプリメントはいつまで内服すればよいのでしょうか?
ビタミンD不足は、不妊と関連があるのですか?妊娠率に影響しますか?
ビタミンD不足は流産のリスクが上がると聞いたことがあります。本当でしょうか?

ビタミンDは、免疫バランスを調整してくれ、習慣流産の予防になる可能性が示唆されています。
逆に、ビタミンDが不足すると、妊娠初期の流産が増えることが明らかになっています。また、体外受精の治療成績が低下したりと、妊娠の機能全般に深く関わっていることが知られています。
ビタミンD不足にならないためには、可能な範囲で日光浴をすること、キノコ類、魚などビタミンDが豊富な食品を積極的に摂取すること、そして、ビタミンDのサプリメントを利用することをおすすめします。
妊娠初期の流産予防の観点から妊娠16週頃まで内服することをおすすめします。

Q.

つわりがありません。異常なことですか?

つわりには個人差があり、妊娠5週頃から始まり妊娠16週頃に自然に治まることが多いです。つわりが全く無い方もおられます。症状が無いからと言って必ずしも問題ではありません。つわりの症状も様々です。

Q.

妊娠中の生活において気を付けることはありますか?

妊娠中は感染症などに対する抵抗力が弱まっています。生肉、加熱処理が不十分な肉や魚、海外製のナチュラルチーズなど感染や食中毒のリスクがある食品は出来るだけ控えてください。カフェイン(コーヒー、エナジードリンクにも入っています)の大量摂取や過度な刺激物の摂取・アルコールも妊娠中から控えるようにしましょう。

Q.

妊娠中に運動をしてもかまいませんか?

妊娠中の運動に関してはウォーキングなどの運動は問題ありませんが、激しい運動や腹圧がかかる運動などはやめておいたほうがいいでしょう。(性器出血などがあるときは運動は控えてください)

Q.

妊娠初期に新幹線や飛行機での旅行は可能ですか?
胚移植後です。新幹線や飛行機での旅行は可能ですか?

出血や腹痛がなければ通常は問題ないと考えられます。ただし、子宮外妊娠や切迫流産・早産の可能性がある場合、海外への旅行は控えることをおすすめいたします。

Q.

妊婦健診はどこで行ったらよいですか。(妊娠で卒院するのはいつですか?その後はどうなりますか?)

妊娠後、通常の経過であれば妊娠8~9週まで診察させていただきます。それ以降の健診はご希望の健診クリニックもしくは病院へ紹介いたします。卒院前に紹介先を決めておいてください。

Q.

母子手帳はいつ取りに行ったらいいですか?

当院を卒院し、分娩施設あるいは妊婦健診を受ける施設に受診するまでの間にもらいに行くようにしてください。
もらえる場所、持参する物は、各自治体によって異なるため、事前に各自治体のホームページをご確認ください。

Q.

妊娠反応が陽性になりました。いつ受診すればいいですか?

妊娠検査薬の陽性確認から1週間後位がお勧めです。(妊娠5週から6週前後)
エコーでの妊娠の確認が出来始めるのは、妊娠5週以降です。受診予約が早いとエコーによる妊娠の確認(「胎嚢」確認)ができません。妊娠検査薬陽性後、1週間以降の受診であれば、妊娠5~6週になり、エコーで「胎嚢(胎児が入る袋)」を確認できることが多いため、妊娠検査薬陽性後1週間以降で予約をおとりください。

Q.

妊娠中に下剤を服用しても大丈夫ですか?

下剤(マグミット)はまず問題ないとされています。その他の下剤については医師、薬剤師に相談ください。

Q.

タイミング療法あるいは人工授精後、高温期が続いているが、同時に少量の出血もしている。生理でしょうか?

高温期が16日以上続いている場合、市販の妊娠検査薬で妊娠しているかどうか確認してください。妊娠反応陽性であれば近日中に来院してください。陰性であれば、しっかり出血してくるの(月経)を待ちましょう。妊娠陰性から1週間以上経過しても月経がこない場合は受診してください。

Q.

妊娠何週まで診てもらえますか?出産もできますか?

妊娠8~9週位まで当院で診察し、卒院となります。当院には分娩施設はありませんので出産は他施設でしていただくことになります。

Q.

妊娠中です。お腹がよく張り心配です。

子宮が大きくなるにつれて、お腹も張りやすくなります。長時間立ちっぱなしだったり、体が冷えたり、よく動き回った日などは、張りやすくなります。安静にして落ち着くようなら様子を見て構いません。

Q.

妊娠中です。性交渉はしてもいいですか。

流産の原因の多くは胎児側の問題で夫婦生活に制限はありませんが、まれに流産の原因となることがあるため、出血や下腹部痛があるときは、性交渉は禁忌です。妊娠初期はつわりなどで気分がすぐれないことも多いので協力してもらいましょう。精液中に子宮を収縮させる成分が含まれており、感染や破水を引き起こす原因になることがあるので必ずコンドームを使用しましょう。

Q.

妊娠中です。カフェインはどのくらいなら取ってもいいですか。

カフェインはコーヒー以外にお茶、紅茶、チョコレート、コーラなどにも含まれています。コーヒー、紅茶などは1日2~3杯までにしましょう。

Q.

妊娠しました。猫を飼っています。大丈夫ですか。

トキソプラズマは、家畜の肉や猫の糞、土の中にいる原虫です。妊婦さんが初感染すると胎盤を通して赤ちゃんに感染する可能性があります。(基本的に家でのみ飼育している場合は問題ありません。なるべく外に出さないようにしましょう)また、妊娠中に新しく猫やペットを飼い始めることは控えましょう。

Q.

妊娠中に、パーマ、ヘアカラー、ブリーチは市販の物でも美容院でも大丈夫ですか?

ヘアカラーにしても、パーマやブリーチにしても、胎児に異常をきたすという報告はありませんが、全く影響しないというデータもありません。一応大丈夫でしょうということにしていますが、どうしても気になるならやめておくのがよいでしょう。

カウンセリング

Q.

カウンセリング受けたいのですがどうすればいいですか?

近年、不妊症治療において心のケアの重要性が明らかになってきました。当院でもその重要性を認識し、必要と判断した方にはカウンセリングを受けていただいています。
当院には常勤の心理カウンセラーがいます。
詳しくは「こころセラピーサロン」をご確認ください。

Q.

カウンセリングはいつ受けられますか?

詳細は、「こころセラピーサロン」でご確認ください。
https://www.kinutani.org/counseling/

Q.

治療がうまくいかず落ち込んでしまいます。どうしたらいいですか?

誰かに気持ちを話すだけでも楽になることもあります。ひとりで抱え込まず、カウンセラーや看護師にお話してみてはどうでしょうか?医師には言えないこともいろいろ聞いてもらえて気持ちが楽になった、など良いご意見もいただいています。
詳しくは「こころセラピーサロン」をご確認ください。
https://www.kinutani.org/counseling/

再診・次子希望

Q.

出産後は、いつから治療を開始できますか?

出産後次の治療を考えるときは、授乳が終了していないと治療ができません(子宮の収縮が起こる可能性があるため)。帝王切開で出産された方は、次の妊娠までの期間を1年くらいあけた方が良い場合がありますので、出産した病院で確認してください。

各種書類

Q.

転院したいので紹介状を書いてもらえますか?

ご希望があれば受付にお申し出ください。
作成には約1~2週間のお時間をいただきます。

Q.

すでにもらった紹介状のあて先を変更して再発行してもらえますか?

受付にお申し出ください。再発行の場合、診察は不要ですが受け取りに来られる日をお伝えください。

Q.

胚移植日が決まりましたが、夫が遠方にいて胚移植同意書にサインができません。どうしたらよいでしょうか?

当院では胚移植当日に、ご夫婦それぞれが直筆で署名をした胚移植同意書をご提出いただいております。ご主人様が遠方にいて同意書原本への直筆記入が出来ない場合には、胚移植同意書(ご主人様用)を当ホームページ内よりプリントアウトして署名いただき、奥様宛に郵送した原本か、奥様宛にメール送信した「胚移植同意書(ご主人様用)」のPDFをプリントアウトしたもの、いずれかを当日「必ず」ご持参ください。

Q.

生命保険会社の診断書の依頼方法は?

生命保険会社ごとの指定の診断書をご持参のうえ、受付にご依頼ください。(医師が作成しますのでお時間を要すことがございます。)

Q.

診断書(つわりがひどく休職の場合、切迫流産で自宅安静が必要になった等)の依頼方法は?

診断書は診察時に「担当医」へご依頼ください。また「傷病手当金申請書」については、書類をご持参のうえ来院時にお申し付けください。

Q.

助成金証明書の依頼はどうしたら良いですか?

<広島県不妊検査費等助成事業>
初診前説明会の資料・院内掲示・広島県のホームページ等をご確認いただき、ご希望の際は初診日会計時に受付へお申し出ください。
<広島県特定不妊治療支援事業>
体外受精パンフレット内の資料・院内掲示・広島県のホームページ等をご確認いただき、ご希望の際は一連の治療が終了したタイミングで受付へお申し出ください。
※他県の方はご自身で証明書のご準備をお願いいたします。

その他

Q.

不妊治療中に鍼・お灸・マッサージなどを受けても構いませんか?

特に問題はありませんが、お腹が張る、性器出血がある場合は控えてください。

Q.

タイミング療法あるいは人工授精後、市販の妊娠検査薬で陽性がでました。自宅が遠方のため、今後は近医を受診して診察してもらってもいいですか?

ご卒院の際は紹介状のお渡しがあるため、受診をおすすめします。どうしても難しい場合はご相談ください。

Q.

不妊治療中、また妊娠中に「健康診断」を受けてもいいですか?
不妊治療中、妊娠中に「子宮がん検診」を受けてもいいですか?

レントゲン検査や胃カメラなどは生理中の期間(排卵まで)にすませたほうが安心です。もし、妊娠中に検査をしてしまった場合でも、少量の放射線被ばくであれば問題ありません。また、体外受精周期も同様で胚移植以降(妊娠の可能性がある時期)は極力避けましょう。

Q.

不妊治療中あるいは妊娠中に歯科治療はしてもいいですか?

不妊治療と併行して歯科治療は受けても構いせんが、可能であれば、生理中の期間(排卵まで)にすませたほうが安心です。
妊娠の可能性がある場合や妊娠中はその旨を歯科医師に伝えてください。妊娠中に虫歯が悪化することもありますので、歯科治療が必要な方は早めに始めた方がいいでしょう。

Q.

性交痛があります。腟潤滑ゼリーを使用してもよいでしょうか?妊娠率に影響しますか?

腟潤滑ゼリーは自然妊娠での妊娠率を落とさないことが論文で示されています。
性交痛で性交渉が困難な場合は使用していただいて構いません。

Q.

月経開始1日目とはどのような状況を1日目と数えたらいいですか?出血が少なくわかりません。

月経開始は出血があった日を1日目とします。低用量ピル(フリウェル、)ルナベル等)など、ホルモン含有量が少なくほとんど出血しないことがあります。出血が少量の場合でも基礎体温が下がった日を1日目としてください。(基礎体温をつけるようにしてください)

Q.

コロナワクチン・インフルエンザワクチンの接種時期に制限はありますか?
コロナワクチン・インフルエンザワクチンは妊娠中に接種してもいいですか?

コロナワクチン、インフルエンザワクチンの接種時期に関して制限はありません。
不妊治療中また、妊娠初期でも接種可能です。どうしても胎児への影響が心配な方は、妊娠初期(妊娠11週頃まで)は避けて接種されたらと思います。

Q.

痛みに弱いので、検査・注射・治療が心配です。

完全に痛みを取ることはできませんが、検査・治療内容によっては事前に鎮痛剤を処方することも可能です。ご相談ください。

Q.

低温期のまま月経の予定日を過ぎても生理が来ない。なぜですか?

排卵が遅れている、またはうまく排卵していないなどの可能性があります。受診し、診察を受けて下さい。

Q.

基礎体温の測定が(多忙、ストレスを感じるなど)できない。基礎体温は測定しなくてもいいか?

基礎体温をつけることで排卵日の特定、あるいは妊娠しているのか、流産など判断材料の1つになります。一般不妊治療でも体外受精でも非常に重要な情報ですので、当院ではできる限り測定していただくよう指導しております。
どうしても難しい場合は医師に相談してください。

Q.

なぜ避妊が必要な時期があるのですか?
避妊周期は性交渉をしてはいけないのですか?

避妊するように説明された日(周期)も、コンドームを使用して避妊していれば性交渉は可能です。ただし、100%避妊できるものではありません。もし避妊できていなった場合、胎児へ影響が及んだり、多胎になったり、
着床に影響を与える場合がありますので、指示どおり避妊するようにしてください。(※膣外射精は避妊に含まれません)

Q.

風疹抗体価が低いと言われた。風疹ワクチンは必ず受けないといけませんか?

妊娠初期に女性が風疹に罹患すると胎児に問題が起こることがあります。主な症状としては難聴、白内障、心臓構造異常などで、これらの症状がお子様に発症した場合、先天性風疹症候群と診断されます。抗体価が低い場合、生まれてくるお子様の安全のために妊娠前のワクチン接種をお勧めします。風疹ワクチンは妊娠の可能性がある場合は接種できません(生ワクチンのため、胎児に感染がおこる可能性があるため)。必ず避妊周期(月経が始まってすぐ)に接種し、その後2か月間は避妊をしてください。
当院では風疹のワクチン接種は実施しておりませんので、近医内科へ連絡を行い、接種してください。

Q.

風疹ワクチンを打ちたいのですが、いつ打てばいいですか?麻疹・風疹混合(MR)ワクチンでいいですか?

妊娠の可能性がある場合は接種できません。必ず避妊周期に接種し、その後2か月間は避妊してください。麻疹(はしか)の感染力は非常に強く、抗体を持っていない方の近くに感染者がいるとほぼ100%感染します。妊娠期間中に感染すると、風疹のように先天奇形の増加はありませんが流早産を引き起こすと言われていますので、厚生労働省も麻疹風疹混合(MR)ワクチンの接種を勧めています。(MRワクチンを接種することで問題ありません。)
※MRワクチン接種も風疹ワクチンと同様に避妊期間は、接種後2ヶ月間となります。

Q.

妻が風疹ワクチンを接種しましたが、夫もワクチン接種した方が良いですか?

奥様がワクチン接種をしても必ず抗体ができるわけではありません。妊婦の周囲にいるご主人様や家族も風疹にかからないよう、風疹ワクチンを受けておくことをお勧めします。当院では風疹のワクチン接種は実施しておりませんので、近医内科へ連絡を行い、接種してください。

Q.

不妊治療中、あるいは妊娠中もアルコールは飲んでもいいですか?

妊娠中の母親が飲酒すると、児の出生時の低体重、顔面を中心とする奇形や脳障害などが生じる可能性が指摘されています。妊娠中の女性はお酒をやめるようにしましょう。妊娠してからのことを考えると徐々に不妊治療中もアルコールは控えることを勧めます。 

Q.

電話対応時間は?

電話受付時間:平日(月・火・木・金)8:30~18:00 
             (水・土)8:30~13:30
治療方針、治療についてのご相談など診療内容に関することは、予約をして受診いただきご相談をお願いします。